JLPT N3 · 文型・表現
さらに (sara ni)
さらに — その上・いっそう
ひとことで · 2つの使い方がある副詞。すでにあることにもう1つ付け加える「その上」と、程度がもっと進む「いっそう・もっと」。やや改まった言い方で、文章や話し言葉の発表によく使う。
文型
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文。さらに、〜もう1つ付け加える(さらに雨も降ってきた) -
さらに+形容詞・動詞もっと〜(さらに上手になりたい)
付け加える用法
すでに述べたことに、同じ方向の内容を重ねる。「風が強くなり、さらに雨も降ってきた」「値段が安い上に、さらに送料も無料だ」のように、「も」「まで」などの助詞とよく使う。「そして」「それに」より改まっていて、書き言葉に向く。
程度が進む用法
「さらに上手になりたい」のように、今の状態よりもう一段階進むことを表す。後ろは「上手になる」「大きくなる」など、程度の変わる言葉が来る。「もっと」に近いが、「さらに」のほうが改まっていて、すでに十分あるものの上にさらに加わる感じ。
例文
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風(かぜ)が強(つよ)くなり、さらに雨(あめ)も降(ふ)ってきた。
Kaze ga tsuyoku nari, sara ni ame mo futte kita.
風が強くなり、さらに雨も降ってきた。
悪い状況がもう1つ重なる。
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値段(ねだん)が安(やす)い上(うえ)に、さらに送料(そうりょう)も無料(むりょう)だ。
Nedan ga yasui ue ni, sara ni sōryō mo muryō da.
値段が安い上に、さらに送料も無料だ。
よい点がもう1つ重なる。
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練習(れんしゅう)を重(かさ)ねて、さらに上手(じょうず)になりたい。
Renshū o kasanete, sara ni jōzu ni naritai.
練習を重ねて、さらに上手になりたい。
程度が進む用法。
よくある間違い
- 付け加える内容は前と同じ方向のもの。反対の内容には「しかし」を使う。
- 会話の「もっと」より堅い。くだけた場面では「もっと」「それに」を使う。
ほかの文法ポイント
- ばよかった 〜ばよかった — 〜しなかったことを後悔する
- ばかりで 〜ばかりで — 〜だけで、ほかのことはしない/悪くなる一方
- ばかりでなく 〜ばかりでなく — 〜だけでなく、さらに〜も
- だけでなく 〜だけでなく — 〜だけでなく、〜も
- だけど だけど — しかし(くだけた言い方)
- ふりをする 〜ふりをする — 〜のように見せかける
- 一方(いっぽう)だ 〜一方だ — ひたすら一つの方向に進む
- 一体(いったい) 一体 — いったい〜(疑問を強める)
- じゃない 〜じゃない — 〜じゃないか(驚き・確認・感心)
- か何(なに)か 〜か何か — 〜とか、そのようなもの
- 代(か)わりに 〜代わりに — 〜の代わり、そのかわりに
- 結局(けっきょく) 結局 — いろいろあったが最終的に
- きり 〜きり — 〜だけ・〜したままそれきり
- っけ 〜っけ — 〜だったかな(思い出して確認)
- ことになっている 〜ことになっている — 〜という決まり・予定
- ことは~が 〜ことは〜が — 〜は確かだが、しかし
- くせに 〜くせに — 〜のに(非難・不満)
- も~ば~も AもBばCも — 〜も〜も(並べる)
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