JLPT N3 · 依頼・許可・禁止
わけにはいかない (wake niwa ikanai)
〜わけにはいかない — 「事情があって〜できない」
ひとことで · 責任・常識・事情などのせいで、したくてもできない、してはいけない、という気持ちを表す。動詞の辞書形に付く(反対の意味は「ないわけにはいかない」)。能力の問題ではない。
文型
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動詞辞書形+わけにはいかない〜するわけにはいかない(〜できない・〜してはいけない) -
動詞ない形+ないわけにはいかない〜しないわけにはいかない(=〜しなければならない)
理由があって、できない
明日は試験・大事な約束など、理由があってその行動が許されない。休むわけにはいかない=休みたくても休めない(休んではいけない)。
二重否定
「〜ないわけにはいかない」は逆の意味。「行かないわけにはいかない」=行かないことはできない=行かなければならない。義務をやわらかく言う形としてよく使う。
「できない」との違い
「できない」は能力・可能性の問題。「〜わけにはいかない」は、能力があっても、状況や社会的ルールの上でできない。理由は前に述べることが多い。
例文
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明日(あした)は試験(しけん)だから、休(やす)むわけにはいかない。
Ashita wa shiken da kara, yasumu wake niwa ikanai.
明日は試験だから、休むわけにはいかない。
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大事(だいじ)な約束(やくそく)だから、遅(おく)れるわけにはいかない。
Daiji na yakusoku da kara, okureru wake niwa ikanai.
大事な約束だから、遅れるわけにはいかない。
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みんなが待(ま)っているので、ここで諦(あきら)めるわけにはいかない。
Minna ga matte iru node, koko de akirameru wake niwa ikanai.
みんなが待っているので、ここで諦めるわけにはいかない。
よくある間違い
- 前は辞書形(休むわけにはいかない)。単なる能力の不足(泳げない など)には使わず「できない」を使う。
- 「ないわけにはいかない」は「しなければならない」。「してはいけない」ではない。二重否定に注意。
ほかの文法ポイント
- ばいい 〜ばいい — 〜すればそれで十分だ・〜するとよい
- べきだ 〜べきだ — 〜するのが当然だ・〜したほうがよい
- べきではない 〜べきではない — 〜してはいけない・〜するのはよくない
- こと 〜こと — 〜しなさい・〜してください(規則・指示)
- ことはない 〜ことはない — 〜する必要はない
- てごらん 〜てごらん — やさしく勧める「〜してみて」
- ても構(かま)わない 〜ても構わない — 「〜してもかまいません(許可)」
- 上(あ)げる 〜上げる — 「最後まで〜し終える」
- あまり あまりの〜に — あまりに程度がひどくて、結果が起きる
- あまりにも あまりにも — 程度がひどすぎる
- 合(あ)う 〜合う — お互いに〜する/合う(似合う・合う)
- ばよかった 〜ばよかった — 〜しなかったことを後悔する
- ば~ほど 〜ば〜ほど — 〜すれば〜するほど、さらに〜
- ば~のに 〜ば〜のに — 〜なら〜できたのに(残念な気持ち)
- ばかりで 〜ばかりで — 〜だけで、ほかのことはしない/悪くなる一方
- ばかりでなく 〜ばかりでなく — 〜だけでなく、さらに〜も
- 別(べつ)に~ない 別に〜ない — 特に〜ない
- ぶりに 〜ぶりに — 〜ぶりに、久しぶりに
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