JLPT N3 · 条件・仮定
ば~のに (ba~noni)
〜ば〜のに — 〜なら〜できたのに(残念な気持ち)
ひとことで · 思ったとおりにならなかったことへの残念な気持ちや不満を表す:「〜なら〜できるのに」。前半はば形の条件、後半は「のに」で終わる。現在にも過去にも使える。
文型
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ば形 + 〜のに(現在の反対)現在の事実と反対:あれば、できるのに -
ば形 + 〜たのに(過去の反対)過去の事実と反対:勉強すれば、合格できたのに
現実とは反対
条件は事実ではなく、それを残念に思っている:「お金があれば旅行できるのに」は、お金がないので旅行できないという意味。文末の「のに」に不満や後悔の気持ちが入り、余韻を残す。
現在と過去
現在のことは文末を現在形(できるのに)、過去のことは過去形(できたのに)にする。相手に向けると責める感じになることもある(電話をくれれば…迎えに行ったのに)ので注意する。
例文
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お金(かね)があれば、旅行(りょこう)できるのに。
Okane ga areba, ryokō dekiru noni.
お金があれば、旅行できるのに。
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もっと勉強(べんきょう)すれば、合格(ごうかく)できたのに。
Motto benkyō sureba, gōkaku dekita noni.
もっと勉強すれば、合格できたのに。
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電話(でんわ)をくれれば、駅(えき)まで迎(むか)えに行(い)ったのに。
Denwa o kurereba, eki made mukae ni itta noni.
電話をくれれば、駅まで迎えに行ったのに。
よくある間違い
- 文末の「のに」は残念な気持ちを表し、文中の「〜のに(逆接)」とは違う。後ろに主文を続けない。
- 実際にまだ可能な条件には使わない。その場合は「〜ば〜ます」を使う。
ほかの文法ポイント
- どんなに~ても どんなに〜ても — どれほど〜でも
- いくら~ても いくら〜ても — どれだけ〜しても、結果は変わらない
- もしも〜たら もしも〜たら — もし〜たら(仮定を強める)
- ないと 〜ないと — 〜しなければ悪いことになる・〜しなければならない
- にしても 〜にしても — 〜としても・〜を認めても
- さえ~ば 〜さえ〜ば — 〜だけで十分・〜さえあれば
- たとえ~ても たとえ〜ても — 「もし〜でも、結果は変わらない」
- たって 〜たって — くだけた「〜ても」
- とすれば・としたら・とすると とすれば・としたら・とすると — 「仮に〜だとしたら」
- かぎり 〜かぎり — 「〜の間は」「〜の範囲では」
- 上(あ)げる 〜上げる — 「最後まで〜し終える」
- あまり あまりの〜に — あまりに程度がひどくて、結果が起きる
- あまりにも あまりにも — 程度がひどすぎる
- 合(あ)う 〜合う — お互いに〜する/合う(似合う・合う)
- ばいい 〜ばいい — 〜すればそれで十分だ・〜するとよい
- ばよかった 〜ばよかった — 〜しなかったことを後悔する
- ば~ほど 〜ば〜ほど — 〜すれば〜するほど、さらに〜
- ばかりで 〜ばかりで — 〜だけで、ほかのことはしない/悪くなる一方
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