JLPTまいにちJLPT
日本語
JLPT N3 · 文型・表現

にしては (ni shite wa)

〜にしては — 〜のわりに

ひとことで · ある前提から普通に予想されることと、実際の様子とが合わないことを表す。「〜のわりに」と同じ意味。後ろには予想と違う結果が来る(よい場合も悪い場合もある)。
まいにちJLPT の無料学習ページ — アプリには文法 429+ 項目に加え、語彙と模試もあります。アプリを見る

文型

  • 名詞+にしては 名詞+にしては(子どもにしては)
  • 動詞普通形+にしては 動詞の普通形+にしては(初めて作ったにしては)

意味と使い方

前に置いたものが基準になり、「それなら普通はこうだ」という予想と実際が違う、と述べる。「初めて作ったにしては、とてもうまくできた」は「初めてなら普通は下手だが、うまい」という意味。ほめる場合も、不満を言う場合も使える。

接続と注意

名詞は「だ」を入れずにそのまま、動詞は普通形につく。ナ形容詞は語幹+にしては。話し手の判断なので、後ろに意志や命令は置かない。「春にしては」のように、まだ起きていない予想ではなく、現にある事実について言う。

例文

  • 彼(かれ)は子(こ)どもにしては、よく知(し)っている。

    Kare wa kodomo ni shite wa, yoku shitte iru.

    彼は子どもにしては、よく知っている。

    子どもなら普通は知らない、という予想と違う。

  • 初(はじ)めて作(つく)ったにしては、とてもうまくできた。

    Hajimete tsukutta ni shite wa, totemo umaku dekita.

    初めて作ったにしては、とてもうまくできた。

    動詞の普通形(過去)+にしては。

  • 春(はる)にしては、今日(きょう)はずいぶん寒(さむ)い。

    Haru ni shite wa, kyō wa zuibun samui.

    春にしては、今日はずいぶん寒い。

    ここは悪い方向の意外さ。

よくある間違い

  • 名詞に「だ」をつけない:×子どもだにしては ○子どもにしては。
  • 後ろに意志・命令・依頼は置かない。事実についての評価や判断を述べる。

ほかの文法ポイント

アプリで練習しよう

まいにちJLPT なら、これらの文法を毎日のクイズと合格準備度ゲージで練習できます。完全無料・登録不要。

アプリを見る