JLPT N3 · 理由・原因
には (ni wa)
〜には — 〜するためには
ひとことで · 動詞の辞書形につき、「〜するためには」という目的を表す。後ろには、そのために必要なこと・大切なこと・効果的なことが来る。意志や命令は続けない。
文型
-
動詞辞書形+には動詞の辞書形+には+必要なこと(合格するには)
意味と使い方
目的を表す「ために」に、強調の「は」がついた形(ためには)の「ため」が省略されたもの。「試験に合格するには、毎日の勉強が必要だ」のように、目的を達成するための条件や方法を述べる。後ろには「必要だ」「大切だ」「〜といい」「かかる」などがよく来る。
「ために」との違い
「ために」は目的の後ろに意志の行動が来る(合格するために、勉強する)。「には」は、後ろに必要な条件・方法の説明が来る点が違う。「には」の後ろに「勉強しよう」のような意志文は置かない。また「には」は、書き言葉でも話し言葉でも使える。
例文
-
試験(しけん)に合格(ごうかく)するには、毎日(まいにち)の勉強(べんきょう)が必要(ひつよう)だ。
Shiken ni gōkaku suru ni wa, mainichi no benkyō ga hitsuyō da.
試験に合格するには、毎日の勉強が必要だ。
目的は合格。後ろで必要なことを述べる。
-
元気(げんき)に暮(く)らすには、よく眠(ねむ)ることが大切(たいせつ)だ。
Genki ni kurasu ni wa, yoku nemuru koto ga taisetsu da.
元気に暮らすには、よく眠ることが大切だ。
「大切だ」が続く典型例。
-
この魚(さかな)をおいしく焼(や)くには、強(つよ)い火(ひ)が必要(ひつよう)だ。
Kono sakana o oishiku yaku ni wa, tsuyoi hi ga hitsuyō da.
この魚をおいしく焼くには、強い火が必要だ。
目的と、そのための方法。
よくある間違い
- 前は必ず動詞の辞書形。×合格したには ○合格するには。
- 後ろに意志・命令は置かない:×合格するには、勉強しよう。「必要だ」「大切だ」などで終える。
ほかの文法ポイント
- 結果(けっか) 〜結果 — 〜した後の結果として
- ことから 〜ことから — 〜という事実が理由・根拠で
- なぜなら なぜなら — 理由を述べる接続詞
- によって / による 〜によって/〜による — 手段・原因・場合による違い
- おかげで 〜おかげで — 〜のおかげで(よい結果の原因)
- せいで 〜せいで — 〜が原因で(悪い結果)
- そのために そのために — そのことの目的で・それが原因で
- ために ために — 「目的」と「原因・理由」
- てはいけないから 〜てはいけないから — 「〜してはならないので」
- というのは というのは — 「理由の説明」と「言葉の定義」
- ように 〜ように — 「〜になるために」
- 上(あ)げる 〜上げる — 「最後まで〜し終える」
- あまり あまりの〜に — あまりに程度がひどくて、結果が起きる
- あまりにも あまりにも — 程度がひどすぎる
- 合(あ)う 〜合う — お互いに〜する/合う(似合う・合う)
- ばいい 〜ばいい — 〜すればそれで十分だ・〜するとよい
- ばよかった 〜ばよかった — 〜しなかったことを後悔する
- ば~ほど 〜ば〜ほど — 〜すれば〜するほど、さらに〜
アプリで練習しよう
まいにちJLPT なら、これらの文法を毎日のクイズと合格準備度ゲージで練習できます。完全無料・登録不要。