JLPT N3 · 文型・表現
て済(す)む (te sumu)
〜て済む — 「〜だけで解決する・〜しないで済む」
ひとことで · 「済む」は「終わる・解決する」の意味。名詞+「で」や、否定のて形(〜なくて済む)につけて、少しの手間で、またはいやなことをしなくても、問題が解決したと言う。ほっとした気持ちが出る。
文型
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名詞 + で + 済む/済ませる名詞+で+済む(電話一本で済みました)/済ませる(パン一個で済ませた) -
動詞ない形 + なくて/ないで + 済む〜なくて/ないで+済む=〜しなくてよかった(歩かなくて済んだ)
名詞+で済む
名詞は少ない量や簡単な手段で、「で」は「〜によって」の意味。電話一本で済みました。意志的にそうするときは他動詞「済ませる」を使う。パン一個で済ませた。
否定のて形+済む
「〜なくて済む/〜ないで済む」は「〜しなくてよかった」という意味。歩かなくて済んだ。面倒なことをしなくてすんで、ほっとする気持ちを表すことが多い。
ポイント
動作が終わることを言うだけの「終わる」とは違う。「済む」は、わずかな手間や費用でことが片づく点を強調する。
例文
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その件(けん)は電話(でんわ)一本(いっぽん)で済(す)みました。
Sono ken wa denwa ippon de sumimashita.
その件は電話一本で済みました。
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昼食(ちゅうしょく)は、パン一個(いっこ)で済(す)ませた。
Chūshoku wa, pan ikko de sumaseta.
昼食は、パン一個で済ませた。
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電車(でんしゃ)が動(うご)いていたので、歩(ある)かなくて済(す)んだ。
Densha ga ugoite ita node, arukanakute sunda.
電車が動いていたので、歩かなくて済んだ。
よくある間違い
- ふつうの「終わる」の意味で使わない。この形は「少ない手間・費用で片づく」ことを表す。
- 否定は「〜なくて済む」または「〜ないで済む」。「〜ないて済む」は誤り。
ほかの文法ポイント
- ばよかった 〜ばよかった — 〜しなかったことを後悔する
- ばかりで 〜ばかりで — 〜だけで、ほかのことはしない/悪くなる一方
- ばかりでなく 〜ばかりでなく — 〜だけでなく、さらに〜も
- だけでなく 〜だけでなく — 〜だけでなく、〜も
- だけど だけど — しかし(くだけた言い方)
- ふりをする 〜ふりをする — 〜のように見せかける
- 一方(いっぽう)だ 〜一方だ — ひたすら一つの方向に進む
- 一体(いったい) 一体 — いったい〜(疑問を強める)
- じゃない 〜じゃない — 〜じゃないか(驚き・確認・感心)
- か何(なに)か 〜か何か — 〜とか、そのようなもの
- 代(か)わりに 〜代わりに — 〜の代わり、そのかわりに
- 結局(けっきょく) 結局 — いろいろあったが最終的に
- きり 〜きり — 〜だけ・〜したままそれきり
- っけ 〜っけ — 〜だったかな(思い出して確認)
- ことになっている 〜ことになっている — 〜という決まり・予定
- ことは~が 〜ことは〜が — 〜は確かだが、しかし
- くせに 〜くせに — 〜のに(非難・不満)
- も~ば~も AもBばCも — 〜も〜も(並べる)
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