JLPT N3 · 文型・表現
というより (to iu yori)
というより — 「〜よりも…のほうが正確だ」
ひとことで · 普通形や名詞に「というより」をつけて、「〜と言うよりも、…と言ったほうが正確だ」と言う表現。前の言い方を、より適した言い方に直す。後ろが話し手の本当の見方。
文型
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名詞/普通形 + というより、〜名詞・普通形+というより(優しいというより・料理というより) -
AというよりBAというよりB:AよりもBのほうがふさわしい
意味と接続
Aは一般的な、あるいは予想される言い方で、Bはそれよりふさわしい言い方。彼は優しいというより、気が弱い。AとBは同じ種類の言葉にする。形容詞には形容詞、名詞には名詞。な形容詞と名詞は「だ」を取る。
考え方
Aを完全に否定するわけではなく、Bのほうがよりふさわしいと言い直している。Bは、少し厳しい、あるいはより正確な言葉であることが多い。
近い言い方
「〜というよりむしろ」は強調の形。文末で「AというよりBに近い」と言うこともよくある。
例文
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彼(かれ)は優(やさ)しいというより、気(き)が弱(よわ)い。
Kare wa yasashii to iu yori, ki ga yowai.
彼は優しいというより、気が弱い。
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これは料理(りょうり)というより、芸術(げいじゅつ)作品(さくひん)だ。
Kore wa ryōri to iu yori, geijutsu sakuhin da.
これは料理というより、芸術作品だ。
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彼女(かのじょ)は歌手(かしゅ)というより、俳優(はいゆう)に近(ちか)い。
Kanojo wa kashu to iu yori, haiyū ni chikai.
彼女は歌手というより、俳優に近い。
よくある間違い
- 「というより」の前に「だ」は入れない。「歌手というより」(×歌手だというより)。
- 同じものについての二つの言い方を比べる表現。別々の二つのものの比較には「より」だけを使う。
ほかの文法ポイント
- ばよかった 〜ばよかった — 〜しなかったことを後悔する
- ばかりで 〜ばかりで — 〜だけで、ほかのことはしない/悪くなる一方
- ばかりでなく 〜ばかりでなく — 〜だけでなく、さらに〜も
- だけでなく 〜だけでなく — 〜だけでなく、〜も
- だけど だけど — しかし(くだけた言い方)
- ふりをする 〜ふりをする — 〜のように見せかける
- 一方(いっぽう)だ 〜一方だ — ひたすら一つの方向に進む
- 一体(いったい) 一体 — いったい〜(疑問を強める)
- じゃない 〜じゃない — 〜じゃないか(驚き・確認・感心)
- か何(なに)か 〜か何か — 〜とか、そのようなもの
- 代(か)わりに 〜代わりに — 〜の代わり、そのかわりに
- 結局(けっきょく) 結局 — いろいろあったが最終的に
- きり 〜きり — 〜だけ・〜したままそれきり
- っけ 〜っけ — 〜だったかな(思い出して確認)
- ことになっている 〜ことになっている — 〜という決まり・予定
- ことは~が 〜ことは〜が — 〜は確かだが、しかし
- くせに 〜くせに — 〜のに(非難・不満)
- も~ば~も AもBばCも — 〜も〜も(並べる)
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