JLPT N3 · 程度・範囲
ほど (hodo)
〜ほど — 〜くらい(程度の例え)
ひとことで · 後ろの状態がどの程度かを、前の例えで示す。「死ぬほど疲れた」のように、大げさな表現で程度の大きさを言う。普通形と名詞に付く。
文型
-
V普通形/Aい/N+ほど泣くほど、死ぬほど
意味
「〜ほど+述語」で、その述語の程度が「〜と言えるくらい」だと表す。死ぬほど・涙が出るほど・立っていられないほどなど、極端な例えがよく使われる。
似た表現との違い
「くらい/ぐらい」とほぼ同じ意味で使えるが、「ほど」のほうがやや丁寧で書き言葉的。数量では「十人ほど」のように約の意味でも使う。「ほど〜ない」(比較)は別の用法。
例文
-
死(し)ぬほど疲(つか)れました。
Shinu hodo tsukaremashita.
死ぬほど疲れました。
-
立(た)っていられないほどお腹(なか)が痛(いた)い。
Tatte irarenai hodo onaka ga itai.
立っていられないほどお腹が痛い。
-
涙(なみだ)が出(で)るほど笑(わら)った。
Namida ga deru hodo waratta.
涙が出るほど笑った。
よくある間違い
- 「死ぬほど」は本当に死ぬという意味ではなく、程度の強調。
- 「ほど」の前の動詞は普通形にする(出ますほど ×)。
ほかの文法ポイント
- あまり あまりの〜に — あまりに程度がひどくて、結果が起きる
- あまりにも あまりにも — 程度がひどすぎる
- ば~ほど 〜ば〜ほど — 〜すれば〜するほど、さらに〜
- 別(べつ)に~ない 別に〜ない — 特に〜ない
- だけ だけ — 〜だけ・〜できるだけ・〜たいだけ
- どうしても どうしても — 何をしても・ぜったいに
- ほど~ない Aほど〜ない — Aに及ばない
- 決(けっ)して~ない 決して〜ない — 絶対に〜ない
- くらい / ぐらい くらい/ぐらい — おおよその量、程度
- めったに~ない めったに〜ない — ほとんど〜ない(頻度が低い)
- なかなか なかなか — 思った以上に/なかなか〜ない
- なるべく なるべく — できるだけ
- に比(くら)べて 〜に比べて — 〜と比較して
- さえ 〜さえ — 〜でも・〜まで
- せいぜい せいぜい — 多くてもそのくらい
- 数量(すうりょう) + は 数量+は — 「少なくとも〜(はある)」
- とても~ない とても〜ない — 「どうしても〜できない」
- よりも 〜よりも — 「〜と比べて」
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