JLPT N3 · 程度・範囲
数量(すうりょう) + は (suuryou + wa)
数量+は — 「少なくとも〜(はある)」
ひとことで · 時間・人数・数などの数量のあとに助詞「は」をつけると、「少なくともそれくらいはある」という意味になる。実際はその数量かそれ以上、という話し手の見込みを表す。「かかる」「ある」「入れる」などと一緒によく使う。
文型
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数量(+助数詞)+ は + かかる/ある/V数量+は=少なくともそのくらい(三日は・百人は・一週間は)
なりたち
ここでの「は」は、他と区別して取り上げる「は」。数量に「は」をつけると、その数量を最低ラインとして示し、「それくらいは(もっとかもしれない)」という意味になる。数量そのものは形を変えない。三日は、百人は。
使い方
必要な時間を表す「かかる」、収容を表す「入れる」、存在の「ある」などとよく一緒に使う。「だろう」「そうだ」など推量の言い方ともよく合う。正確な数ではなく、おおよその見込みを言う表現。
「以上」との違い
「三日以上」は客観的に「三日かそれより多い」と言うだけ。「三日は」は「三日はかかるだろう」のように話し手の感覚や判断が入る。
例文
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この仕事(しごと)は三日(みっか)はかかります。
Kono shigoto wa mikka wa kakarimasu.
この仕事は三日はかかります。
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この会場(かいじょう)には、百人(ひゃくにん)は入(はい)れるだろう。
Kono kaijō ni wa, hyakunin wa haireru darō.
この会場には、百人は入れるだろう。
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完成(かんせい)までに、あと一週間(いっしゅうかん)はかかりそうだ。
Kansei made ni, ato isshūkan wa kakarisō da.
完成までに、あと一週間はかかりそうだ。
よくある間違い
- 「は」は数量のすぐ後ろにつける。ぴったりの数には合わず、「ちょうど三日は」は不自然。
- 「少なくとも」という見込みを表す。「せいぜい」の意味では使えない。
ほかの文法ポイント
- あまり あまりの〜に — あまりに程度がひどくて、結果が起きる
- あまりにも あまりにも — 程度がひどすぎる
- ば~ほど 〜ば〜ほど — 〜すれば〜するほど、さらに〜
- 別(べつ)に~ない 別に〜ない — 特に〜ない
- だけ だけ — 〜だけ・〜できるだけ・〜たいだけ
- どうしても どうしても — 何をしても・ぜったいに
- ほど 〜ほど — 〜くらい(程度の例え)
- ほど~ない Aほど〜ない — Aに及ばない
- 決(けっ)して~ない 決して〜ない — 絶対に〜ない
- くらい / ぐらい くらい/ぐらい — おおよその量、程度
- めったに~ない めったに〜ない — ほとんど〜ない(頻度が低い)
- なかなか なかなか — 思った以上に/なかなか〜ない
- なるべく なるべく — できるだけ
- に比(くら)べて 〜に比べて — 〜と比較して
- さえ 〜さえ — 〜でも・〜まで
- せいぜい せいぜい — 多くてもそのくらい
- とても~ない とても〜ない — 「どうしても〜できない」
- よりも 〜よりも — 「〜と比べて」
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