JLPT N4 · 条件・仮定
と (to)
〜と — 〜すると、自然に〜になる
ひとことで · 「と」は、前のことが起きると、後のことが自然に・必ず起きることを表す条件の言い方。動詞・形容詞などの普通形(現在形)に付く。自然現象、機械の操作、習慣、道案内によく使う。
文型
-
動詞辞書形/ない形 + と、~普通形(現在)+と(例:押す → 押すと) -
名詞/形容詞 + に/く/に + なると、~変化を表す:春になると、暗くなると
基本の使い方
「AとB」は、Aが起きると、Bが当然のように続くことを表す。結果は人が選ぶものではなく、ボタンを押すと切符が出る、春になると花が咲く、というような自然な流れである。過去(〜と、〜た)にすると、発見や、動作のすぐ後に起きたことを表す。
後ろの文の制限
Bは自然な結果なので、話し手の意志・依頼・誘い・命令は置けない。「春になると、花見に行きましょう」は不自然。そのときは「〜たら」「〜ば」を使う。
例文
-
春(はる)になると、花(はな)が咲(さ)きます。
Haru ni naru to, hana ga sakimasu.
春になると、花が咲きます。
-
このボタンを押(お)すと、切符(きっぷ)が出(で)ます。
Kono botan o osu to, kippu ga demasu.
このボタンを押すと、切符が出ます。
-
夜(よる)になると、町(まち)が静(しず)かになる。
Yoru ni naru to, machi ga shizuka ni naru.
夜になると、町が静かになる。
よくある間違い
- 「〜と」の後ろに依頼・誘い・命令・自分の意志は置けない。その場合は「〜たら」「〜ば」を使う。
- ここは条件の「と」で、引用の「と」(〜と言う)とは別。後ろに何が続くかで見分ける。
ほかの文法ポイント
- ば 〜ば — 条件を表す「もし〜なら」
- 場合(ばあい)は 〜場合は — 〜の時には、もし〜なら
- なら 〜なら — 相手の話や状況を受けて「もし〜なら」
- たら 〜たら — 「もし〜なら」「〜したあとで」
- ても 〜ても — 「たとえ〜でも」
- 間(あいだ) 間 — 「〜の間」「〜している間」
- 間(あいだ)に 〜間に — 〜している間のどこかで
- あまり~ない あまり〜ない — それほど〜ない
- 後(あと)で 〜あとで — 〜したあと、あとで
- ばかり ばかり — 〜だけ、〜ばかりしている
- だけで 〜だけで — それだけで、それだけのことで
- 出(だ)す 〜出す — 急に〜し始める
- でございます 〜でございます — 「です」のていねいな言い方
- でも 名詞でも — 例を出して軽くすすめる
- ではないか 〜ではないか — 「〜ではありませんか」と確かめる・同意を求める
- が必要(がひつよう) 〜が必要だ — 〜がいる
- がする 〜がする — においや音、味、感じがする
- がり 〜がり — 〜と感じやすい人
アプリで練習しよう
まいにちJLPT なら、これらの文法を毎日のクイズと合格準備度ゲージで練習できます。完全無料・登録不要。