JLPT N3 · 文型・表現
たものだ (ta mono da)
〜たものだ — 昔をなつかしむ「よく〜したものだ」
ひとことで · 動詞の「た形」に「ものだ」をつけて、過去の習慣や情景をなつかしい気持ちで思い出す言い方。「よく〜したものだ」の形が多く、「昔」「子どもの頃」などと一緒に使う。今はもうしていないことに使う。
文型
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動詞た形 + ものだ動詞た形+ものだ(泳いだものだ・話したものだ) -
動詞ていた + ものだ「ていた」で、続いていた状態を表す(広がっていたものだ)
意味と接続
た形で過去のことを言い、「ものだ」で今それをなつかしく思い返す気持ちを加える。「子どもの頃、よく泳いだものだ」は「あの頃よく泳いでいた(なつかしい)」という意味。動詞の普通形の過去(た形)につく。
使う場面
子どもの頃・学生時代・昔の町など、思い出話で使う。今はもう終わった習慣なので、現在のことや一回だけの出来事には使わない。
「〜ていた」との違い
「〜ていた」は過去の習慣や状態を述べるだけ。「〜たものだ」はなつかしさが加わる。「よく」「昔」「頃」を一緒に使うと自然になる。
例文
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子(こ)どもの頃(ころ)、よくこの川(かわ)で泳(およ)いだものだ。
Kodomo no koro, yoku kono kawa de oyoida mono da.
子どもの頃、よくこの川で泳いだものだ。
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学生(がくせい)の頃(ころ)は、友(とも)だちと朝(あさ)まで話(はな)したものだ。
Gakusei no koro wa, tomodachi to asa made hanashita mono da.
学生の頃は、友だちと朝まで話したものだ。
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昔(むかし)は、この辺(あた)りにも広(ひろ)い畑(はたけ)が広(ひろ)がっていたものだ。
Mukashi wa, kono atari ni mo hiroi hatake ga hirogatte ita mono da.
昔は、この辺りにも広い畑が広がっていたものだ。
「ていた+ものだ」で、今はない風景を思い出している。
よくある間違い
- すでに終わった過去の習慣にだけ使う。一回きりの出来事や今も続くことには使わない。
- 「子どもは遊ぶものだ」のような一般論の「ものだ」とは別。ここはた形について、なつかしさを表す。
ほかの文法ポイント
- ばよかった 〜ばよかった — 〜しなかったことを後悔する
- ばかりで 〜ばかりで — 〜だけで、ほかのことはしない/悪くなる一方
- ばかりでなく 〜ばかりでなく — 〜だけでなく、さらに〜も
- だけでなく 〜だけでなく — 〜だけでなく、〜も
- だけど だけど — しかし(くだけた言い方)
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- ことは~が 〜ことは〜が — 〜は確かだが、しかし
- くせに 〜くせに — 〜のに(非難・不満)
- も~ば~も AもBばCも — 〜も〜も(並べる)
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