JLPT N3 · 文型・表現
つい (tsui)
つい — 「思わず・うっかり」
ひとことで · 動詞の前に置く副詞で、意図せずに、つまり本当はするつもりがなかったのに、その行動をしてしまったことを表す。多くは「〜てしまう」と一緒に使い、後悔の気持ちが出る。
文型
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つい + 動詞(た形・てしまった)つい+動詞の過去形(つい食べすぎた・つい読んでしまった)
意味と使い方
動詞のすぐ前に置く。ダイエット中なのに、つい食べすぎた。本当はよくないと分かっているのに、してしまったときに使う。意志の弱さや癖を表す。
「〜てしまう」と一緒に
「〜てしまった」を加えると、後悔の気持ちがはっきりする。つい夜遅くまで読んでしまった。動詞はふつう過去形で、後悔したり恥ずかしいと思ったりする行動に使う。
「うっかり」との違い
「つい」は、ついしてしまう引力のようなものがある。「うっかり」は不注意や忘れ(うっかり忘れた)。単なる忘れには「つい」は使わない。
例文
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ダイエット中(ちゅう)なのに、つい食(た)べすぎた。
Daietto-chū na no ni, tsui tabesugita.
ダイエット中なのに、つい食べすぎた。
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面白(おもしろ)くて、つい夜(よる)遅(おそ)くまで読(よ)んでしまった。
Omoshirokute, tsui yoru osoku made yonde shimatta.
面白くて、つい夜遅くまで読んでしまった。
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静(しず)かにと言(い)われたのに、つい大(おお)きな声(こえ)を出(だ)した。
Shizuka ni to iwareta no ni, tsui ōkina koe o dashita.
静かにと言われたのに、つい大きな声を出した。
よくある間違い
- 意図しないでしてしまった行動に使う。わざとした行動には使えない。
- ふつう過去形。「つい食べるつもりだ」のような未来の形は不自然。
ほかの文法ポイント
- ばよかった 〜ばよかった — 〜しなかったことを後悔する
- ばかりで 〜ばかりで — 〜だけで、ほかのことはしない/悪くなる一方
- ばかりでなく 〜ばかりでなく — 〜だけでなく、さらに〜も
- だけでなく 〜だけでなく — 〜だけでなく、〜も
- だけど だけど — しかし(くだけた言い方)
- ふりをする 〜ふりをする — 〜のように見せかける
- 一方(いっぽう)だ 〜一方だ — ひたすら一つの方向に進む
- 一体(いったい) 一体 — いったい〜(疑問を強める)
- じゃない 〜じゃない — 〜じゃないか(驚き・確認・感心)
- か何(なに)か 〜か何か — 〜とか、そのようなもの
- 代(か)わりに 〜代わりに — 〜の代わり、そのかわりに
- 結局(けっきょく) 結局 — いろいろあったが最終的に
- きり 〜きり — 〜だけ・〜したままそれきり
- っけ 〜っけ — 〜だったかな(思い出して確認)
- ことになっている 〜ことになっている — 〜という決まり・予定
- ことは~が 〜ことは〜が — 〜は確かだが、しかし
- くせに 〜くせに — 〜のに(非難・不満)
- も~ば~も AもBばCも — 〜も〜も(並べる)
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