JLPT N3 · 文型・表現
むしろ (mushiro)
むしろ — どちらかといえば〜
ひとことで · 二つのものを比べて、「どちらかといえば後者のほうが」と言う副詞。前の予想や常識とは反対に、実際はこうだ、と言うときにも使う。
文型
-
AというよりむしろB学者というより、むしろ芸術家だ -
AどころかむしろB/AよりむしろB面倒どころか、むしろ楽しい
意味
「彼は学者というよりむしろ芸術家だ」は、学者とも言えるが、どちらかといえば芸術家だという判断。「面倒どころか、むしろ楽しい」は、予想(面倒)の反対(楽しい)を言う。
使い方の注意
「AよりBのほうがいい」を柔らかくした言い方で、BがAよりも適切という話し手の判断を表す。「AくらいならむしろB」の形もある。AとBは同じ種類の話題で、反対の内容になる。
例文
-
彼(かれ)は学者(がくしゃ)というより、むしろ芸術家(げいじゅつか)だ。
Kare wa gakusha to iu yori, mushiro geijutsuka da.
彼は学者というより、むしろ芸術家だ。
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掃除(そうじ)は面倒(めんどう)どころか、むしろ楽(たの)しい。
Sōji wa mendō dokoro ka, mushiro tanoshii.
掃除は面倒どころか、むしろ楽しい。
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安(やす)い物(もの)を買(か)うより、むしろ長(なが)く使(つか)える物(もの)を選(えら)びたい。
Yasui mono o kau yori, mushiro nagaku tsukaeru mono o erabitai.
安い物を買うより、むしろ長く使える物を選びたい。
よくある間違い
- 比較の相手がないと不自然。前に比べるものを置く。
- 「むしろ」は「もっと」の意味ではない。程度を上げる言葉ではない。
ほかの文法ポイント
- ばよかった 〜ばよかった — 〜しなかったことを後悔する
- ばかりで 〜ばかりで — 〜だけで、ほかのことはしない/悪くなる一方
- ばかりでなく 〜ばかりでなく — 〜だけでなく、さらに〜も
- だけでなく 〜だけでなく — 〜だけでなく、〜も
- だけど だけど — しかし(くだけた言い方)
- ふりをする 〜ふりをする — 〜のように見せかける
- 一方(いっぽう)だ 〜一方だ — ひたすら一つの方向に進む
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- ことになっている 〜ことになっている — 〜という決まり・予定
- ことは~が 〜ことは〜が — 〜は確かだが、しかし
- くせに 〜くせに — 〜のに(非難・不満)
- も~ば~も AもBばCも — 〜も〜も(並べる)
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