JLPT N3 · 時間・順序
てはじめて (te hajimete)
〜てはじめて — 「〜してやっと分かる・できる」
ひとことで · 動詞のて形に「はじめて」をつけ、前の動作をしてやっと、あることに気づいたり、新しい状況になったりすることを表す。「分かる」「気づく」「知る」など、新しい発見を表す言葉とよく使う。
文型
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動詞て形 + はじめて動詞て形+はじめて(なってはじめて・暮らしてはじめて)
意味と接続
前の部分が必要な経験で、その経験のあとで初めて後ろの結果になる。病気になってはじめて、健康の大切さが分かった。「なるまで分からなかった」という意味。て形に「はじめて」をつける。
後ろにくる言葉
後ろには、気づく・分かる・知るなどの発見や、あとになってできるようになったことがくる。「もっと早く知ればよかった」という後悔や驚きを含むことが多い。
副詞の「初めて」との違い
副詞の「初めて」は「最初の経験」を表す(初めて日本に来た)。「〜てはじめて」は接続的な使い方で、ふつうひらがなで書く。
例文
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病気(びょうき)になってはじめて、健康(けんこう)の大切(たいせつ)さが分(わ)かった。
Byōki ni natte hajimete, kenkō no taisetsusa ga wakatta.
病気になってはじめて、健康の大切さが分かった。
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一人(ひとり)で暮(く)らしてはじめて、親(おや)のありがたさに気(き)づいた。
Hitori de kurashite hajimete, oya no arigatasa ni kizuita.
一人で暮らしてはじめて、親のありがたさに気づいた。
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外国(がいこく)へ行(い)ってはじめて、自分(じぶん)の国(くに)のよさが分(わ)かった。
Gaikoku e itte hajimete, jibun no kuni no yosa ga wakatta.
外国へ行ってはじめて、自分の国のよさが分かった。
よくある間違い
- 後ろは結果や気づきを表す文で、予定や依頼は使えない。
- 「初めて(最初の経験)」と混同しない。「〜てはじめて」は「〜したあとでやっと」の意味。
ほかの文法ポイント
- ぶりに 〜ぶりに — 〜ぶりに、久しぶりに
- 中(ちゅう) 〜中(ちゅう/じゅう)— 〜の間・〜のうちに
- ふと ふと — 思いがけず、何かのきっかけで
- ごとに 〜ごとに — 〜のたびに、〜ごとに区切って
- 一度(いちど)に 一度に — 同時に、まとめて
- から〜にかけて 〜から〜にかけて — 〜から〜までの広い範囲
- にかけて 〜から〜にかけて — 〜から〜までの間(範囲があいまい)
- につれて 〜につれて — 〜が進むのに合わせて
- 際(さい)に 〜際に — 〜のときに(改まった言い方)
- 最中(さいちゅう)に 〜最中に — ちょうど〜している時に
- しばらく しばらく — 少しの間・かなり長い間
- すでに すでに — もう・前から
- たとたん 〜たとたん — 「〜した瞬間に」
- たびに 〜たびに — 「〜するときはいつも」
- てからでないと 〜てからでないと — 「先に〜しないと〜できない」
- 途中(とちゅう)で/途中(とちゅう)に 途中で・途中に — 「〜の途中」
- ついに ついに — 「とうとう・最後には」
- うちに 〜うちに — 「〜の間に(変わる前に)」
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