JLPT N3 · 時間・順序
ついに (tsui ni)
ついに — 「とうとう・最後には」
ひとことで · 長い時間や努力のあとで、ある結果にたどりついたことを表す副詞。肯定の動詞なら、待ち望んだ結果が出たこと(やっと)。否定の動詞なら、最後まで〜しなかったこと。
文型
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ついに + 動詞(過去形)ついに+動詞の過去形(ついに完成した) -
ついに + 動詞ない形(過去)ついに+否定の過去(ついに来なかった):最後まで起きなかった
肯定の場合:「やっと」
長い過程のあとで、結果が出ることを言う。三年かかって、ついに小説が完成した。達成感やほっとした気持ちが出ることが多い。結果は、期待していたこと。
否定の場合:「最後まで〜なかった」
否定の動詞と使うと、待ったのに最後まで起きなかったことを表す。待ち続けたが、返事はついに来なかった。残念な気持ちが出る。
「やっと」「とうとう」との違い
「やっと」は結果までの苦労や努力を強調する。「とうとう」と「ついに」はとても近く、長い時間のあとにたどりついた点を示す。「ついに」のほうが少し改まる。
例文
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三年(さんねん)かかって、ついに小説(しょうせつ)が完成(かんせい)した。
Sannen kakatte, tsui ni shōsetsu ga kansei shita.
三年かかって、ついに小説が完成した。
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長年(ながねん)の努力(どりょく)が実(みの)り、ついに夢(ゆめ)がかなった。
Naganen no doryoku ga minori, tsui ni yume ga kanatta.
長年の努力が実り、ついに夢がかなった。
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待(ま)ち続(つづ)けたが、返事(へんじ)はついに来(こ)なかった。
Machitsuzuketa ga, henji wa tsui ni konakatta.
待ち続けたが、返事はついに来なかった。
否定の動詞:最後まで起きなかった。
よくある間違い
- 「つい(うっかり)」と混同しない。「ついに」は長い時間のあとの結果を表す。
- すでに起きた結果に使う。これからの予定には「やっと〜できそうだ」「そろそろ」など。
ほかの文法ポイント
- ぶりに 〜ぶりに — 〜ぶりに、久しぶりに
- 中(ちゅう) 〜中(ちゅう/じゅう)— 〜の間・〜のうちに
- ふと ふと — 思いがけず、何かのきっかけで
- ごとに 〜ごとに — 〜のたびに、〜ごとに区切って
- 一度(いちど)に 一度に — 同時に、まとめて
- から〜にかけて 〜から〜にかけて — 〜から〜までの広い範囲
- にかけて 〜から〜にかけて — 〜から〜までの間(範囲があいまい)
- につれて 〜につれて — 〜が進むのに合わせて
- 際(さい)に 〜際に — 〜のときに(改まった言い方)
- 最中(さいちゅう)に 〜最中に — ちょうど〜している時に
- しばらく しばらく — 少しの間・かなり長い間
- すでに すでに — もう・前から
- たとたん 〜たとたん — 「〜した瞬間に」
- たびに 〜たびに — 「〜するときはいつも」
- てはじめて 〜てはじめて — 「〜してやっと分かる・できる」
- てからでないと 〜てからでないと — 「先に〜しないと〜できない」
- 途中(とちゅう)で/途中(とちゅう)に 途中で・途中に — 「〜の途中」
- うちに 〜うちに — 「〜の間に(変わる前に)」
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