JLPT N3 · 時間・順序
すでに (sude ni)
すでに — もう・前から
ひとことで · 「もう」の改まった言い方で、ある事がすでに終わっている、または基準の時より前にそうなっていることを表す副詞。文章・ニュース・報告によく使い、過去形やている形と合わせる。
文型
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すでに+動詞た形/ている形すでに終わった・そうなっている(すでに帰っていた) -
すでに+名詞・状態すでに〜だった(満員だった、売り切れた)
使い方
「私が着いたとき、彼はすでに帰っていた」のように、基準になる時(着いたとき)より前に、もうその状態になっていたことを表す。動詞は「帰っていた」「売り切れた」など、完了や結果の状態を表す形が多い。
「もう」との違い
「もう」は話し言葉で、疑問文(もう食べましたか)にも使える。「すでに」は書き言葉・改まった場面で、疑問文にはあまり使わない。また、「もう」には「間もなく」「さらに」という別の意味があるが、「すでに」は「前からそうなっている」意味に限られる。
例文
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私(わたし)が着(つ)いたとき、彼(かれ)はすでに帰(かえ)っていた。
Watashi ga tsuita toki, kare wa sude ni kaette ita.
私が着いたとき、彼はすでに帰っていた。
基準の時より前にそうなっていた。
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会場(かいじょう)に着(つ)いたときには、席(せき)はすでに満員(まんいん)だった。
Kaijō ni tsuita toki ni wa, seki wa sude ni man'in datta.
会場に着いたときには、席はすでに満員だった。
すでにそうなっていた状態。
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その商品(しょうひん)は、すでに売(う)り切(き)れてしまった。
Sono shōhin wa, sude ni urikirete shimatta.
その商品は、すでに売り切れてしまった。
完了を表す「〜てしまった」と合う。
よくある間違い
- まだ起きていないことには使わない:×すでに明日行く。完了や状態の文で使う。
- 会話では「もう」が自然。「すでに」は少し堅い。
ほかの文法ポイント
- ぶりに 〜ぶりに — 〜ぶりに、久しぶりに
- 中(ちゅう) 〜中(ちゅう/じゅう)— 〜の間・〜のうちに
- ふと ふと — 思いがけず、何かのきっかけで
- ごとに 〜ごとに — 〜のたびに、〜ごとに区切って
- 一度(いちど)に 一度に — 同時に、まとめて
- から〜にかけて 〜から〜にかけて — 〜から〜までの広い範囲
- にかけて 〜から〜にかけて — 〜から〜までの間(範囲があいまい)
- につれて 〜につれて — 〜が進むのに合わせて
- 際(さい)に 〜際に — 〜のときに(改まった言い方)
- 最中(さいちゅう)に 〜最中に — ちょうど〜している時に
- しばらく しばらく — 少しの間・かなり長い間
- たとたん 〜たとたん — 「〜した瞬間に」
- たびに 〜たびに — 「〜するときはいつも」
- てはじめて 〜てはじめて — 「〜してやっと分かる・できる」
- てからでないと 〜てからでないと — 「先に〜しないと〜できない」
- 途中(とちゅう)で/途中(とちゅう)に 途中で・途中に — 「〜の途中」
- ついに ついに — 「とうとう・最後には」
- うちに 〜うちに — 「〜の間に(変わる前に)」
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