JLPT N3 · 時間・順序
から〜にかけて (kara~ni kakete)
〜から〜にかけて — 〜から〜までの広い範囲
ひとことで · 時間や場所の広いはんいを、おおよその始まりと終わりで示す。始まりと終わりの境目がはっきりしないときに使う。名詞に付く。
文型
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N1から N2にかけて夜から朝にかけて、春から夏にかけて
意味
「AからBにかけて」は、AからBまでの間のどこかで状態が続く、または起こることを表す。天気予報や季節・地域の説明でよく使われる。範囲はおおまかで、はっきり区切らない。
「までに」「から〜まで」との違い
「から〜まで」は始まりと終わりがはっきりした期間、「から〜にかけて」はおおよその期間・範囲。そのため、時刻を細かく決める文(九時から十時まで会議)には向かない。
例文
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夜(よる)から朝(あさ)にかけて雨(あめ)が降(ふ)るでしょう。
Yoru kara asa ni kakete ame ga furu deshō.
夜から朝にかけて雨が降るでしょう。
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今日(きょう)の夕方(ゆうがた)から夜(よる)にかけて、風(かぜ)が強(つよ)くなるでしょう。
Kyō no yūgata kara yoru ni kakete, kaze ga tsuyoku naru deshō.
今日の夕方から夜にかけて、風が強くなるでしょう。
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この辺(あた)りは春(はる)から夏(なつ)にかけて、花(はな)がきれいに咲(さ)く。
Kono atari wa haru kara natsu ni kakete, hana ga kirei ni saku.
この辺りは春から夏にかけて、花がきれいに咲く。
よくある間違い
- 正確な時刻や期間には使わない。「九時から十時にかけて会議」は不自然。
- 「から」と「にかけて」の両方が必要。「春にかけて」だけでは意味が変わる。
ほかの文法ポイント
- ぶりに 〜ぶりに — 〜ぶりに、久しぶりに
- 中(ちゅう) 〜中(ちゅう/じゅう)— 〜の間・〜のうちに
- ふと ふと — 思いがけず、何かのきっかけで
- ごとに 〜ごとに — 〜のたびに、〜ごとに区切って
- 一度(いちど)に 一度に — 同時に、まとめて
- にかけて 〜から〜にかけて — 〜から〜までの間(範囲があいまい)
- につれて 〜につれて — 〜が進むのに合わせて
- 際(さい)に 〜際に — 〜のときに(改まった言い方)
- 最中(さいちゅう)に 〜最中に — ちょうど〜している時に
- しばらく しばらく — 少しの間・かなり長い間
- すでに すでに — もう・前から
- たとたん 〜たとたん — 「〜した瞬間に」
- たびに 〜たびに — 「〜するときはいつも」
- てはじめて 〜てはじめて — 「〜してやっと分かる・できる」
- てからでないと 〜てからでないと — 「先に〜しないと〜できない」
- 途中(とちゅう)で/途中(とちゅう)に 途中で・途中に — 「〜の途中」
- ついに ついに — 「とうとう・最後には」
- うちに 〜うちに — 「〜の間に(変わる前に)」
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