JLPT N3 · 文型・表現
わざと (wazato)
わざと — 「わかっていて、あえて」
ひとことで · 結果を分かったうえで、わざとそうすることを表す副詞。動詞の直前に置き、からかう・困らせるなど何らかの意図があることが多い。反対の意味は「うっかり」。
文型
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わざと+動詞(普通形・過去形など)わざと〜する -
わざと+動詞ない形+ない/ようだわざと〜しない・わざとのようだ
意味
「わざと」は、その行動が偶然ではないことを伝える。彼はわざと負けた=分かっていて(たとえば相手に勝たせるために)負けた。修飾する動詞の前に置く。
よくある目的
「ために」「ようと」で目的が続くことが多い(笑わせようと、わざと変な顔をした)。行動は親切・いたずら・悪意のどれもありえるので、態度は文脈で分かる。
「わざわざ」「故意に」との違い
「わざわざ」は「手間をかけて」で、努力を表し、隠れた意図ではない。「故意に」は「わざと」の硬い書き言葉で、悪い行為に使うことが多い(故意に壊した)。日常は「わざと」。
例文
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彼(かれ)はわざと負(ま)けたようだ。
Kare wa wazato maketa you da.
彼はわざと負けたようだ。
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弟(おとうと)を笑(わら)わせようと、わざと変(へん)な顔(かお)をした。
Otouto o warawaseyou to, wazato hen na kao o shita.
弟を笑わせようと、わざと変な顔をした。
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相手(あいて)を怒(おこ)らせるために、わざとひどいことを言(い)った。
Aite o okoraseru tame ni, wazato hidoi koto o itta.
相手を怒らせるために、わざとひどいことを言った。
よくある間違い
- 「わざと」(意図的に)と「わざわざ」(手間をかけて)は似ているが意味が違う。
- 自分の計画を前向きに言うときには使わない。何かを認めるような響きになる。
ほかの文法ポイント
- ばよかった 〜ばよかった — 〜しなかったことを後悔する
- ばかりで 〜ばかりで — 〜だけで、ほかのことはしない/悪くなる一方
- ばかりでなく 〜ばかりでなく — 〜だけでなく、さらに〜も
- だけでなく 〜だけでなく — 〜だけでなく、〜も
- だけど だけど — しかし(くだけた言い方)
- ふりをする 〜ふりをする — 〜のように見せかける
- 一方(いっぽう)だ 〜一方だ — ひたすら一つの方向に進む
- 一体(いったい) 一体 — いったい〜(疑問を強める)
- じゃない 〜じゃない — 〜じゃないか(驚き・確認・感心)
- か何(なに)か 〜か何か — 〜とか、そのようなもの
- 代(か)わりに 〜代わりに — 〜の代わり、そのかわりに
- 結局(けっきょく) 結局 — いろいろあったが最終的に
- きり 〜きり — 〜だけ・〜したままそれきり
- っけ 〜っけ — 〜だったかな(思い出して確認)
- ことになっている 〜ことになっている — 〜という決まり・予定
- ことは~が 〜ことは〜が — 〜は確かだが、しかし
- くせに 〜くせに — 〜のに(非難・不満)
- も~ば~も AもBばCも — 〜も〜も(並べる)
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