JLPT N3 · 文型・表現
を通(つう)じて / を通(とお)して (o tsuujite / o tooshite)
〜を通じて/〜を通して — 〜を手段・仲立ちとして/〜の間ずっと
ひとことで · 2つの使い方がある。人・媒体・経験などを手段や仲立ちとする「〜によって」と、ある期間や範囲の全体にわたる「〜の間ずっと」。名詞につく。「を通じて」と「を通して」はほぼ同じ意味。
文型
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名詞(人・媒体)+を通じて/を通して人・媒体を仲立ちとして(友だちを通して) -
名詞(期間・範囲)+を通じて/を通して期間の全体にわたって(一年を通じて)
手段・仲立ちの用法
「彼を通じて社長と知り合った」「友だちを通して仕事を紹介してもらった」のように、人やものを間に置いて、何かを行う・得ることを表す。直接ではなく、間に誰か(何か)が入っている点が大切。新聞・インターネット・経験などにも使う。
期間・範囲の用法
「一年を通じて暖かい」のように、ある期間(一年・四季・生涯)のすべてにわたって同じ状態が続くことを表す。この場合の後ろは、続く状態や習慣で、一回きりの出来事は来ない。「を通じて」と「を通して」はどちらでもよいが、期間の用法は「を通じて」のほうが多い。
例文
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彼(かれ)を通(つう)じて、社長(しゃちょう)と知(し)り合(あ)った。
Kare o tsūjite, shachō to shiriatta.
彼を通じて、社長と知り合った。
彼が仲立ちになっている。
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一年(いちねん)を通(つう)じて、この島(しま)は暖(あたた)かい。
Ichinen o tsūjite, kono shima wa atatakai.
一年を通じて、この島は暖かい。
期間のすべてにわたって。
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友(とも)だちを通(とお)して、その仕事(しごと)を紹介(しょうかい)してもらった。
Tomodachi o tōshite, sono shigoto o shōkai shite moratta.
友だちを通して、その仕事を紹介してもらった。
ここでは「通して」も「通じて」と同じ意味。
よくある間違い
- 手段の用法は直接ではなく、間に人や物が入る場合。直接会った時は使わない。
- 期間の用法の後ろに、一回きりの出来事は置かない:×一年を通じて、旅行した。
ほかの文法ポイント
- ばよかった 〜ばよかった — 〜しなかったことを後悔する
- ばかりで 〜ばかりで — 〜だけで、ほかのことはしない/悪くなる一方
- ばかりでなく 〜ばかりでなく — 〜だけでなく、さらに〜も
- だけでなく 〜だけでなく — 〜だけでなく、〜も
- だけど だけど — しかし(くだけた言い方)
- ふりをする 〜ふりをする — 〜のように見せかける
- 一方(いっぽう)だ 〜一方だ — ひたすら一つの方向に進む
- 一体(いったい) 一体 — いったい〜(疑問を強める)
- じゃない 〜じゃない — 〜じゃないか(驚き・確認・感心)
- か何(なに)か 〜か何か — 〜とか、そのようなもの
- 代(か)わりに 〜代わりに — 〜の代わり、そのかわりに
- 結局(けっきょく) 結局 — いろいろあったが最終的に
- きり 〜きり — 〜だけ・〜したままそれきり
- っけ 〜っけ — 〜だったかな(思い出して確認)
- ことになっている 〜ことになっている — 〜という決まり・予定
- ことは~が 〜ことは〜が — 〜は確かだが、しかし
- くせに 〜くせに — 〜のに(非難・不満)
- も~ば~も AもBばCも — 〜も〜も(並べる)
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