JLPT N3 · 文型・表現
といっても (to ittemo)
といっても — 「〜と言うが、実際は…」
ひとことで · 普通形に「といっても」をつけて、まず言ったことを示し、そのあとで「実際はそれほどではない」と補足する表現。聞き手が持つかもしれない誤解を直す気持ちがある。
文型
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普通形 + といっても、〜普通形+といっても(できるといっても) -
名詞 + といっても、〜名詞+といっても(旅行といっても)
意味と接続
前の部分は、その言葉から相手が思い浮かべそうなこと。後ろの部分で実際の状況を述べる。料理ができるといっても、卵焼きぐらいです。名詞・な形容詞は「だ」を取る。旅行といっても。
後ろにくる内容
後ろには、「ぐらい」「だけ」「ほど」「ほんの少し」など、程度が小さいことを表す言葉がよく来る。聞き手の期待を下げる。
「が/けれど」との違い
「が」「けれど」は二つの事実を対比するだけ。「といっても」は、今言った言葉を取り上げて、その意味を限定する。謙遜するときにも使う。
例文
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料理(りょうり)ができるといっても、卵焼(たまごや)きぐらいです。
Ryōri ga dekiru to itte mo, tamagoyaki gurai desu.
料理ができるといっても、卵焼きぐらいです。
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庭(にわ)があるといっても、猫(ねこ)の額(ひたい)ほどの広(ひろ)さだ。
Niwa ga aru to itte mo, neko no hitai hodo no hirosa da.
庭があるといっても、猫の額ほどの広さだ。
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旅行(りょこう)といっても、隣(となり)の町(まち)に一泊(いっぱく)しただけだ。
Ryokō to itte mo, tonari no machi ni ippaku shita dake da.
旅行といっても、隣の町に一泊しただけだ。
よくある間違い
- 後ろは前の内容を限定・弱める内容にする。強める文(×料理ができるといっても、とても上手です)は不自然。
- 名詞の場合は「だ」を入れないほうが自然。「旅行といっても」。
ほかの文法ポイント
- ばよかった 〜ばよかった — 〜しなかったことを後悔する
- ばかりで 〜ばかりで — 〜だけで、ほかのことはしない/悪くなる一方
- ばかりでなく 〜ばかりでなく — 〜だけでなく、さらに〜も
- だけでなく 〜だけでなく — 〜だけでなく、〜も
- だけど だけど — しかし(くだけた言い方)
- ふりをする 〜ふりをする — 〜のように見せかける
- 一方(いっぽう)だ 〜一方だ — ひたすら一つの方向に進む
- 一体(いったい) 一体 — いったい〜(疑問を強める)
- じゃない 〜じゃない — 〜じゃないか(驚き・確認・感心)
- か何(なに)か 〜か何か — 〜とか、そのようなもの
- 代(か)わりに 〜代わりに — 〜の代わり、そのかわりに
- 結局(けっきょく) 結局 — いろいろあったが最終的に
- きり 〜きり — 〜だけ・〜したままそれきり
- っけ 〜っけ — 〜だったかな(思い出して確認)
- ことになっている 〜ことになっている — 〜という決まり・予定
- ことは~が 〜ことは〜が — 〜は確かだが、しかし
- くせに 〜くせに — 〜のに(非難・不満)
- も~ば~も AもBばCも — 〜も〜も(並べる)
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