JLPT N3 · 複合動詞・接尾
通(とお)す (toosu)
〜通す — 「最後まで〜し続ける」
ひとことで · 動詞のます形の語幹につく接尾語。途中でやめたり諦めたりせず、最後まで動作を続けることを表す。やり抜く、または初めから終わりまでやり終える場面に使う。
文型
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動詞ます形の語幹 + 通す動詞ます形の語幹+通す(言い通す・読み通す・やり通す)
意味と接続
動詞の「ます」を取り、「通す」をつける。言う→言い通す、読む→読み通す、やる→やり通す。「通す」はもとは「向こうまで通す」という意味で、動作を端から端まで貫く感じ。
二つのニュアンス
意見や態度なら、圧力があっても変えないという意味。意見を言い通す。長い作業なら、始めから終わりまでやり終えるという意味。最後まで読み通す。どちらも意志の強さを表す。
よく使う語
やり通す・言い通す・読み通す・守り通す・走り通す・貫き通す など。使える語は決まっていて、どの動詞にもつくわけではない。
例文
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彼(かれ)は自分(じぶん)の意見(いけん)を最後(さいご)まで言(い)い通(とお)した。
Kare wa jibun no iken o saigo made iitōshita.
彼は自分の意見を最後まで言い通した。
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最後(さいご)まで読(よ)み通(とお)すのに、一週間(いっしゅうかん)かかった。
Saigo made yomitōsu no ni, isshūkan kakatta.
最後まで読み通すのに、一週間かかった。
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一度(いちど)決(き)めたことは、最後(さいご)までやり通(とお)す性格(せいかく)だ。
Ichido kimeta koto wa, saigo made yaritōsu seikaku da.
一度決めたことは、最後までやり通す性格だ。
よくある間違い
- ます形の語幹につける。「読み通す」(×読む通す)。
- 使える組み合わせは限られる。ほかの動詞は「最後まで〜続ける」を使う。
ほかの文法ポイント
- 上(あ)げる 〜上げる — 「最後まで〜し終える」
- 合(あ)う 〜合う — お互いに〜する/合う(似合う・合う)
- だらけ 〜だらけ — 〜がたくさんある(よくないもの)
- がち 〜がち — 〜しやすい(よくない傾向)
- がたい 〜がたい — 〜するのが難しい
- 気味(ぎみ) 〜気味 — 少し〜の感じがある
- かける 〜かける — 〜し始める、途中でやめる
- 切(き)れない 〜切れない — 最後までできない・しきれない
- 切(き)る 〜切る — 最後まで〜する・完全に〜する
- 込(こ)む 〜込む — 中に入る・混む・深く〜する
- 向(む)け 〜向け — 〜を対象にした
- 向(む)き 〜向き — 〜に合っている、〜の方向を向いている
- 直(なお)す 〜直す — やり直す・もう一度〜する
- っぱなし 〜っぱなし — そのままにしておく・ずっと続く
- っぽい 〜っぽい — 〜のような感じがする・〜しやすい
- たて 〜たて — 「できたばかり・〜したばかり」
- 的(てき) 〜的 — 名詞を「〜らしい・〜に関する」形容詞にする
- あまり あまりの〜に — あまりに程度がひどくて、結果が起きる
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