JLPT N3 · 複合動詞・接尾
直(なお)す (naosu)
〜直す — やり直す・もう一度〜する
ひとことで · 動詞のます形から「ます」をとった形(連用形)につき、「(直すために)もう一度〜する」という意味を表す。間違いや不満があって、やり直す時に使う。
文型
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動詞ます形(語幹)+直す動詞の連用形+直す:もう一度する(書く → 書き直す)
なりたちと意味
「直す」は「悪いところを正す」という意味の動詞。動詞の連用形につけて、「書き直す」「言い直す」「考え直す」のように、前にした動作をやり直すという意味の複合動詞を作る。
使う場面と注意
間違いを直す、よりよくする、気持ちを変えるなどの場面で使う。「考え直す」は、考えを改めて決め直すこと。単に「もう一度する」だけなら「もう一度書く」のようにも言えるが、「直す」には「前よりよくしたい」気持ちが入る。
例文
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間違(まちが)えたので、書(か)き直(なお)しました。
Machigaeta node, kakinaoshimashita.
間違えたので、書き直しました。
書く → 書き直す。
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発音(はつおん)が悪(わる)かったので、もう一度(いちど)言(い)い直(なお)した。
Hatsuon ga warukatta node, mō ichido iinaoshita.
発音が悪かったので、もう一度言い直した。
言う → 言い直す:正しく言い直す。
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計画(けいかく)を最初(さいしょ)から考(かんが)え直(なお)すことにした。
Keikaku o saisho kara kangaenaosu koto ni shita.
計画を最初から考え直すことにした。
考える → 考え直す:考えを改める。
よくある間違い
- 「直す」の前は動詞のます形(語幹)。「書いて直す」ではなく「書き直す」。
- 「病気を直す」ではなく「治す」と書く。複合動詞の「〜直す」は、病気の意味ではなくやり直しの意味。
ほかの文法ポイント
- 上(あ)げる 〜上げる — 「最後まで〜し終える」
- 合(あ)う 〜合う — お互いに〜する/合う(似合う・合う)
- だらけ 〜だらけ — 〜がたくさんある(よくないもの)
- がち 〜がち — 〜しやすい(よくない傾向)
- がたい 〜がたい — 〜するのが難しい
- 気味(ぎみ) 〜気味 — 少し〜の感じがある
- かける 〜かける — 〜し始める、途中でやめる
- 切(き)れない 〜切れない — 最後までできない・しきれない
- 切(き)る 〜切る — 最後まで〜する・完全に〜する
- 込(こ)む 〜込む — 中に入る・混む・深く〜する
- 向(む)け 〜向け — 〜を対象にした
- 向(む)き 〜向き — 〜に合っている、〜の方向を向いている
- っぱなし 〜っぱなし — そのままにしておく・ずっと続く
- っぽい 〜っぽい — 〜のような感じがする・〜しやすい
- たて 〜たて — 「できたばかり・〜したばかり」
- 的(てき) 〜的 — 名詞を「〜らしい・〜に関する」形容詞にする
- 通(とお)す 〜通す — 「最後まで〜し続ける」
- あまり あまりの〜に — あまりに程度がひどくて、結果が起きる
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