JLPT N3 · 複合動詞・接尾
切(き)れない (kirenai)
〜切れない — 最後までできない・しきれない
ひとことで · 量が多すぎる、程度が大きすぎるなどの理由で、最後まで〜することができないことを表す。動詞のます形(ます抜き)に付く。
文型
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Vます形(ます抜き)+切れない食べ切れない、数え切れない
意味と形
「切る」には「最後までする」の意味があり、可能の否定「切れない」で「最後までできない」を表す。食べ切れない・使い切れない・数え切れない・言い表し切れないなど。肯定の「〜切れる」もある。
意味の広がり
実際の量だけでなく、「信じ切れない」「言い表し切れない」のように、気持ち・程度が十分に〜できないことも表す。「数え切れないほど」は「とても多い」という強調表現。
例文
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料理(りょうり)が多(おお)すぎて食(た)べ切(き)れない。
Ryōri ga ōsugite tabekirenai.
料理が多すぎて食べ切れない。
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お店(みせ)には数(かぞ)え切(き)れないほどの商品(しょうひん)が並(なら)んでいる。
Omise ni wa kazoekirenai hodo no shōhin ga narande iru.
お店には数え切れないほどの商品が並んでいる。
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この一年(いちねん)の思(おも)い出(で)は言葉(ことば)では表(あらわ)し切(き)れない。
Kono ichinen no omoide wa kotoba de wa arawashikirenai.
この一年の思い出は言葉では表し切れない。
よくある間違い
- ます形のまま付けない。「食べますきれない」ではなく「食べ切れない」。
- 「切る」(ただ切断する)とは別の意味。ここは「最後までする」。
ほかの文法ポイント
- 上(あ)げる 〜上げる — 「最後まで〜し終える」
- 合(あ)う 〜合う — お互いに〜する/合う(似合う・合う)
- だらけ 〜だらけ — 〜がたくさんある(よくないもの)
- がち 〜がち — 〜しやすい(よくない傾向)
- がたい 〜がたい — 〜するのが難しい
- 気味(ぎみ) 〜気味 — 少し〜の感じがある
- かける 〜かける — 〜し始める、途中でやめる
- 切(き)る 〜切る — 最後まで〜する・完全に〜する
- 込(こ)む 〜込む — 中に入る・混む・深く〜する
- 向(む)け 〜向け — 〜を対象にした
- 向(む)き 〜向き — 〜に合っている、〜の方向を向いている
- 直(なお)す 〜直す — やり直す・もう一度〜する
- っぱなし 〜っぱなし — そのままにしておく・ずっと続く
- っぽい 〜っぽい — 〜のような感じがする・〜しやすい
- たて 〜たて — 「できたばかり・〜したばかり」
- 的(てき) 〜的 — 名詞を「〜らしい・〜に関する」形容詞にする
- 通(とお)す 〜通す — 「最後まで〜し続ける」
- あまり あまりの〜に — あまりに程度がひどくて、結果が起きる
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