JLPT N3 · 時間・順序
上(うえ)で (ue de)
〜上で — 「〜したあとで」
ひとことで · 「〜したあとで、それをふまえて次のことをする」という改まった言い方。動詞のた形、名詞+の に付き、主文にその次の行動が来る。ビジネスや契約、ていねいな依頼でよく使う。
文型
-
動詞た形+上で〜したあとで(それをふまえて) -
名詞+の+上で〜のあとで(相談の上で など)
Aをしてから、Bをする
Aは考える・読む・相談する・確認するなど、必要な準備。Bはそのあとの判断や行動。「Aをふまえた上でB」という意味を強調する。
使う場面
慎重で改まった言い方(よく読んだ上で、サインしてください)。名詞は動作を表すものが多い(相談の上で・確認の上で・御確認の上)。日常の会話では「〜てから」「〜たあとで」を使うことが多い。
「〜てから」との違い
「〜てから」は時間の順序だけを表す。「〜上で」は「きちんとAをして、その結果をふまえて」という意味が加わる。AがBの準備になっていない場合は使えない。
例文
-
よく考(かんが)えた上(うえ)で、お返事(へんじ)します。
Yoku kangaeta ue de, henji shimasu.
よく考えた上で、お返事します。
-
契約(けいやく)の内容(ないよう)をよく読(よ)んだ上(うえ)で、サインしてください。
Keiyaku no naiyou o yoku yonda ue de, sain shite kudasai.
契約の内容をよく読んだ上で、サインしてください。
-
みんなで相談(そうだん)した上(うえ)で、結論(けつろん)を出(だ)そう。
Minna de soudan shita ue de, ketsuron o dasou.
みんなで相談した上で、結論を出そう。
よくある間違い
- 前はた形(読んだ上で)。辞書形にはしない。前の段階が済んでいることが条件。
- 改まった表現。日常会話では「〜てから」のほうが自然。
ほかの文法ポイント
- ぶりに 〜ぶりに — 〜ぶりに、久しぶりに
- 中(ちゅう) 〜中(ちゅう/じゅう)— 〜の間・〜のうちに
- ふと ふと — 思いがけず、何かのきっかけで
- ごとに 〜ごとに — 〜のたびに、〜ごとに区切って
- 一度(いちど)に 一度に — 同時に、まとめて
- から〜にかけて 〜から〜にかけて — 〜から〜までの広い範囲
- にかけて 〜から〜にかけて — 〜から〜までの間(範囲があいまい)
- につれて 〜につれて — 〜が進むのに合わせて
- 際(さい)に 〜際に — 〜のときに(改まった言い方)
- 最中(さいちゅう)に 〜最中に — ちょうど〜している時に
- しばらく しばらく — 少しの間・かなり長い間
- すでに すでに — もう・前から
- たとたん 〜たとたん — 「〜した瞬間に」
- たびに 〜たびに — 「〜するときはいつも」
- てはじめて 〜てはじめて — 「〜してやっと分かる・できる」
- てからでないと 〜てからでないと — 「先に〜しないと〜できない」
- 途中(とちゅう)で/途中(とちゅう)に 途中で・途中に — 「〜の途中」
- ついに ついに — 「とうとう・最後には」
アプリで練習しよう
まいにちJLPT なら、これらの文法を毎日のクイズと合格準備度ゲージで練習できます。完全無料・登録不要。