JLPT N4 · 推量・伝聞
かもしれない (kamo shirenai)
〜かもしれない — 「〜の可能性がある」
ひとことで · 「そうなる可能性がある」が、話し手は確かではないことを表す。動詞・形容詞は普通形に、名詞・な形容詞は「だ」なしで付く。ていねいには「かもしれません」。
文型
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動詞・い形容詞の普通形 + かもしれない降る → 降るかもしれない/帰った → 帰ったかもしれない -
名詞・な形容詞(だ を除く)+ かもしれない雨かもしれない/間違いかもしれない
なりたち
「かも」と「しれない(知れない)」が合わさった形で、「そうかどうか、分からない」が元の意味。ここから「可能性がある」という意味になった。話し言葉では「かも」だけでも使う。
使う場面
天気や人の行動など、確かではないことを控えめに推量するとき。例:「午後から雨が降るかもしれません」。可能性が半分くらいでも、低くても使える。
似た表現との違い
「はずだ」「きっと」は確信が高いが、「かもしれない」は確信が低く、可能性の一つとして言う。「でしょう」は話し手の推量、「かもしれない」は、ほかの可能性もあることを示す。
例文
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午後(ごご)から雨(あめ)が降(ふ)るかもしれません。
Gogo kara ame ga furu kamo shiremasen.
午後から雨が降るかもしれません。
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彼(かれ)はもう家(いえ)に帰(かえ)ったかもしれない。
Kare wa mō ie ni kaetta kamo shirenai.
彼はもう家に帰ったかもしれない。
過去の普通形(帰った)で、すでに起きたかもしれないことを言う。
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この道(みち)は間違(まちが)っているかもしれません。
Kono michi wa machigatte iru kamo shiremasen.
この道は間違っているかもしれません。
よくある間違い
- 名詞・な形容詞に「だ」を付けない。「雨だかもしれない」ではなく「雨かもしれない」。
- 確かなことには使わない。確信があるときは「はずだ」「にちがいない」。
ほかの文法ポイント
- はずだ 〜はずだ — 根拠があって「当然〜だ」
- はずがない 〜はずがない — 「〜わけがない」
- かしら 〜かしら — 「〜かな」(女性が使うことが多い)
- かな 〜かな — ひとり言のような疑問
- きっと きっと — 強い確信・推量
- みたいだ 〜みたいだ — 様子の推量・たとえ
- みたいな 〜みたいな — 名詞を修飾する「〜のような」
- みたいに 〜みたいに — 動詞・形容詞を修飾する「〜のように」
- に見(み)える 〜に見える — 外見からそう思える
- らしい 〜らしい — 「〜ようだ」「〜と聞いた」
- そうだ 〜そうだ — 伝聞「〜と聞いた」
- そうだ 〜そうだ — 様態「〜に見える」
- そうに / そうな 〜そうに/〜そうな — 様態の連用形・連体形
- と言(い)われている 〜と言われている — 世間で〜と言われている
- と聞(き)いた 〜と聞いた — 〜と人から聞いた
- ようだ 〜ようだ — 見たこと・感じたことからの推量
- ように / ような 〜ように/〜ような — 〜のように・〜のような(たとえ・例示)
- 間(あいだ) 間 — 「〜の間」「〜している間」
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