JLPT N4 · 推量・伝聞
はずがない (hazu ga nai)
〜はずがない — 「〜わけがない」
ひとことで · 「はず」の否定形で、話し手が「〜ということは絶対にあり得ない」と強く考えることを表す。接続は「はずだ」と同じ。
文型
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動詞・い形容詞の普通形 + はずがないつく → つくはずがない/間違える → 間違えるはずがない -
名詞+の/な形容詞+な + はずがない本物のはずがない/簡単なはずがない
なりたち
「はずだ」の「だ」を「がない」に変えた形。「そうなる道理がない」という意味から、「〜はずがない」で強い否定の推量になる。「が」は「は」に変えて「はずはない」とも言える。
使う場面
相手の話や噂を信じられないとき、自分の中で根拠をもとに断言したいときに使う。例:「彼がうそをつくはずがありません」。ていねいな言い方は「はずがありません」。
注意点
断定が強いので、根拠のない相手には失礼に聞こえることがある。「〜ないはずだ」(きっと〜ないだろう)とは意味が少し違い、「はずがない」は可能性そのものを否定する。
例文
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彼(かれ)がうそをつくはずがありません。
Kare ga uso o tsuku hazu ga arimasen.
彼がうそをつくはずがありません。
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こんなに簡単(かんたん)な問題(もんだい)を間違(まちが)えるはずがない。
Konna ni kantan na mondai o machigaeru hazu ga nai.
こんなに簡単な問題を間違えるはずがない。
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やさしい友(とも)だちが、そんなことを言(い)うはずがない。
Yasashii tomodachi ga, sonna koto o iu hazu ga nai.
やさしい友だちが、そんなことを言うはずがない。
よくある間違い
- 名詞は「の」、な形容詞は「な」を付ける(本物のはずがない/簡単なはずがない)。
- 自分の意志の否定には使えない。「行かないはずがない」は「行かないわけがない(きっと行く)」の意味になる。
ほかの文法ポイント
- はずだ 〜はずだ — 根拠があって「当然〜だ」
- かしら 〜かしら — 「〜かな」(女性が使うことが多い)
- かもしれない 〜かもしれない — 「〜の可能性がある」
- かな 〜かな — ひとり言のような疑問
- きっと きっと — 強い確信・推量
- みたいだ 〜みたいだ — 様子の推量・たとえ
- みたいな 〜みたいな — 名詞を修飾する「〜のような」
- みたいに 〜みたいに — 動詞・形容詞を修飾する「〜のように」
- に見(み)える 〜に見える — 外見からそう思える
- らしい 〜らしい — 「〜ようだ」「〜と聞いた」
- そうだ 〜そうだ — 伝聞「〜と聞いた」
- そうだ 〜そうだ — 様態「〜に見える」
- そうに / そうな 〜そうに/〜そうな — 様態の連用形・連体形
- と言(い)われている 〜と言われている — 世間で〜と言われている
- と聞(き)いた 〜と聞いた — 〜と人から聞いた
- ようだ 〜ようだ — 見たこと・感じたことからの推量
- ように / ような 〜ように/〜ような — 〜のように・〜のような(たとえ・例示)
- 間(あいだ) 間 — 「〜の間」「〜している間」
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