JLPT N3 · 文型・表現
ずにはいられない (zuni wa irarenai)
〜ずにはいられない — 「どうしても〜してしまう」
ひとことで · 強い気持ちや衝動のせいで、自分の意志ではどうしても抑えられずにその行動をしてしまうことを表す。ない形の「ない」を「ず」にして付ける(する → せず)。「〜ないではいられない」と同じ意味。
文型
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動詞ない形の「ない」→「ず」+にはいられない泣かずにはいられない -
動詞ない形+ないではいられない同じ意味で、ややくだけた言い方
抑えられない衝動
ある場面やニュースに強く心を動かされ、行動が自然に出てしまう。この映画を見ると、泣かずにはいられない。話し手の性格や自然な反応としてのことが多い。
二重否定のしくみ
「ずに(しないで)」+「はいられない(その状態でいられない)」=しないでいることができない=してしまう。する動詞は「せず」(手伝わずにはいられない・感謝せずにはいられない)。
覚えておくこと
話し手自身の気持ちに使うので、主語は一人称が中心。三人称は話し手の視点で述べる(彼は笑わずにはいられなかった)。計画した行動には使わない。
例文
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この映画(えいが)を見(み)ると、泣(な)かずにはいられない。
Kono eiga o miru to, nakazu niwa irarenai.
この映画を見ると、泣かずにはいられない。
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こんなに美(うつく)しい景色(けしき)を見(み)ると、写真(しゃしん)を撮(と)らずにはいられない。
Konna ni utsukushii keshiki o miru to, shashin o torazu niwa irarenai.
こんなに美しい景色を見ると、写真を撮らずにはいられない。
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困(こま)っている人(ひと)を見(み)ると、手伝(てつだ)わずにはいられない。
Komatte iru hito o miru to, tetsudawazu niwa irarenai.
困っている人を見ると、手伝わずにはいられない。
よくある間違い
- ない形の「ない」を「ず」にする(言わずには)。「する」は「せず」(感謝せずには)。
- 依頼や命令ではない。衝動を述べる表現。
ほかの文法ポイント
- ばよかった 〜ばよかった — 〜しなかったことを後悔する
- ばかりで 〜ばかりで — 〜だけで、ほかのことはしない/悪くなる一方
- ばかりでなく 〜ばかりでなく — 〜だけでなく、さらに〜も
- だけでなく 〜だけでなく — 〜だけでなく、〜も
- だけど だけど — しかし(くだけた言い方)
- ふりをする 〜ふりをする — 〜のように見せかける
- 一方(いっぽう)だ 〜一方だ — ひたすら一つの方向に進む
- 一体(いったい) 一体 — いったい〜(疑問を強める)
- じゃない 〜じゃない — 〜じゃないか(驚き・確認・感心)
- か何(なに)か 〜か何か — 〜とか、そのようなもの
- 代(か)わりに 〜代わりに — 〜の代わり、そのかわりに
- 結局(けっきょく) 結局 — いろいろあったが最終的に
- きり 〜きり — 〜だけ・〜したままそれきり
- っけ 〜っけ — 〜だったかな(思い出して確認)
- ことになっている 〜ことになっている — 〜という決まり・予定
- ことは~が 〜ことは〜が — 〜は確かだが、しかし
- くせに 〜くせに — 〜のに(非難・不満)
- も~ば~も AもBばCも — 〜も〜も(並べる)
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